楽しい、おいしいマリアージュ

フレンチ・ガストロノミーに新潮流ワインで、料理の美味しさを引き出すコンセプトって日本初 !? 魅力的な展開をレポート

ル モマン「フランス料理に新潮流スペインワイン」の最先端シェフ

目黒区柿の木坂、

都立大学駅から徒歩5分ほどのエリアに

オープンしたばかりのフランス料理

 

「LE MOMENT」(ル モマン)

 

 

注目ル モマン、浅岡シェフのお料理を食べたくて、

オープン早々に行ってきました。

 

クラシカルなフランス料理を、量は上品に日本人向けに、

料理はしっかり緻密な内容で、それでいて上品、繊細に、、、

 

 

そして、そのガストロノミー料理に合わせるワインは、

すべて「スペインの新潮流ワイン」で揃えるという潔さ!

 

いわゆる一般的なイメージのスペインワインとは、全く別物の、

世界的にも注目されている『スペインの新潮流ワイン』と呼ばれる

若き醸造家たちがつくるワインたち。

 

酸が綺麗で洗練された、エレガントなワインが多く、

生産者のフィロソフィーを感じとることができるような、

それらスペインの新潮流ワインのトップクラスは、

まさにガストロノミー向けのワインであり、

 

実際、エル・ブジ、 サンパウ、 カン・ロカといったスペインの

ミシュラン3つ星レストランだけにとどまらず、

 

世界一のレストランに何度も選ばれるコペンハーゲンの「ノーマ」にも

オンリストされるなど、

世界中のトップソムリエ、最高峰のガストロノミーレストラン、

ワインジャーナリスト達など

グローバルで非常に注目され、今や入手困難なほど。

 

それらのワインに出会ったシェフが、そのワインたちの素晴らしさに驚き、

そして惚れ込み、

自身の料理に合うだろう、ということで、

あえてフランスワインをおかない、という。

 

「エレガントであれば、フランスに対抗出来ると思います。

 フランス料理でもスペイン人の作るフランス料理は、新潮流です。」

 

 

「感性が豊かでハイレベルなのは、料理の世界でも認められています。

 なので、ワイン生産に長けていても不思議ではないと思います。」

 

ということを、浅岡シェフはおっしゃっていました。

 

実際たくさん試飲して、感じての言葉、

浅岡シェフのセンスの良さがうかがい知れました。

 

本当に恐るべき腕と感性をお持ちの料理人だと思いました。ゾクッときました。

 

フランス料理店にフランスワインをオンリストするのは当たり前すぎ。

伝統料理を出すレストランなら、

もちろんその地域のワインを揃えるのは当然ですが、

 

美食界のトップレベルでは、
今までの国境の「枠」を超えているという。

 

時代の先端、新境地の料理を出すフレンチだからこそ、
グローバルにもっと最先端の注目ワインも料理に合わせて、とりいれる。

 

こちらは、小さい店舗で限られスペースだからこそ、

あえてテーマを絞るという、

それもワインを大切に扱うことも含め、戦略として面白いですね。

 

 
フランス料理だけど、
たまたま出会ったスペインの新潮流ワインに惹かれて、
すべてそれだけでオンリストする、という、


正にトレンドの最先端をいったシェフ。

 


しかも、フランスワインを置かない、というブレのなさ。
コンセプトが潔い~!!

 

もちろん、単に好きだから、だけではなく、
新潮流の彼のフランス料理にマリアージュが合うだろう、
という作り手(シェフ)の感性が光る。

 

とはいえ、やっぱりシャンパンは外せない、ということで、

これも選りすぐったシャンパーニュを置いています。

 

オープン時は、
「フランス料理に新潮流スペイン ワイン」
.をコンセプトに
打ち出していくという。

素晴らしい!!

 

長くなってしまったので、お料理レポは、次回に書きます。

 

これからが、益々楽しみな、

フレンチ・ガストロノミー料理と新潮流スペイン ワインのマリアージュ