楽しい、おいしいマリアージュ

フレンチ・ガストロノミーに新潮流ワインで、料理の美味しさを引き出すコンセプトって日本初 !? 魅力的な展開をレポート

柿の木坂のフランス料理 LE MOMENT(ル モマン)の「サーモンのマリネ」とワインの楽しみ

先日のゴールデンウィークはいいお天気続きでしたね。

先月OPENしたばかりの

目黒区柿の木坂にあるフランス料理「LE MOMENT(ル モマン)」は

目の前に目黒区キャンパス公園の新緑があり、気持ちのいい場所です。

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閑静なエリアですが、連日地元のお客様で毎日忙しかったと聞きました。

アウェイの私も、一日だけお邪魔してきました。

 

頂いたのは「サーモンのマリネ」。

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オレンジとディルでマリネしたサーモン、ビーツのソース

 

こちら「ル モマン」では、

「サーモンとビーツ」という、フランス料理の古典の組み合わせで、

エレガントに、華やかな香りと味わいの一品でした。

 

ディルという爽やかな香草を使い、サワークリームをあしらうのが、

サーモンマリネの定番でもありますが、

こちら「ル モマン」では、

さらに、オレンジの皮とレモンの皮とディルでマリネしているとのこと。

そのため、サーモンがほんのり柑橘の甘さとハーブの清々しさとで、

それはもう美味しいの!

 

一般的なケイパー(ケッパー)とディルのサーモンマリネとは違いました。

 

添えてあるのは ”からし菜”の葉だそうです。

 

さあ、ワインはどうしよう?(これが楽しみ!)

サーモンにはやはりよくロゼ ワインを合わせますよね。

 

とはいえ、こちらの「リバリス・ロゼ」は

わりとスッキリ辛口、ドライなタイプ。

何か他に白でも、、、と、思ったのですが、

 

まあ、このロゼと合うこと、合うこと!!

 

オレンジの皮でマリネして華やかさが出ているせいかしら。

 

 

酸味のシャープな白よりも、ロゼ ワインとの組み合わせの方が、

より口中でサーモンの旨みの味わいが広がって、

ワインが単なる口直しではなく、

相乗効果で、より一層美味しさが増して楽しめました!!

それもビーツのソースがあるから。

これは絶品のマリアージュでした。

 

とはいえ、白ワインを選んでしまったわ、

という場合は、

添えているからし菜も一緒に味わうとマッチしそう。

 

軽めの赤ワインも合いました!

ほんのり冷やして美味しさが引き立つ「バルディニエブラ」という

香りも華やかな赤ワインをグラスで。

ビーツのソースやからし菜などとサーモンを一緒に食べて

赤ワインとも美味しかったです。

 

本当に、こちら「LE MOMENT(ル モマン)」の料理は、

フランス料理の古典(クラシック)をしっかりと守り、

地域に合わせて上品でエレガントに仕上げているように感じました。

 

そして、ワインとのマリアージュが本当に楽しい。

フランスワインはないので、固定観念はいらず、

新鮮な気持ちで 真っ白な状態から

ワインと料理を味わうことができるので、これからも楽みです。